札幌中心部のファッションビル「4丁目プラザ」(札幌市中央区南1西4、TEL 011-261-0221)7階4プラホールで10月22日から、「586枚のしあわせのハンカチ展」が開催される。主催は日本グラフィックデザイナー協会(JAGDA)。
「デザインは必ず人を幸福にする」という力強い信念で活動を続けるJAGDAが「デザインの力で何か支援することができないだろうか」という思いをきっかけに、SAPPOROエコデザイン展を手掛ける「SAPPOROエコデザインプロジェクト」と協力し開催に至った。
今回のSAPPOROエコデザイン展は東日本大震災復興支援チャリティー企画の一環として行われ、JAGDAに所属するグラフィックデザイナー586人が1人1枚ずつデザインしたハンカチを展示する。会場でハンカチ1枚を購入すると、同じハンカチ1枚が被災地の子どもたちにプレゼントされる仕組み。ハンカチは予約販売で展覧会終了後に製作。購入者分は後日配送、プレゼント分は来春の新学期に合わせて配布を予定する。
11月2日~6日は巡回展として北翔大学北方圏学術情報センター「ポルト」(南1西22)1階・ギャラリーAでも同様にハンカチの展示を予定する。札幌のほか、大阪、台北、名古屋、東京、長岡、仙台など、各都市での開催も予定する。
「ハンカチを持つことでジェットタオルやペーパータオルも使わない。それだけでエコにつながり、環境にもやさしくなると思う。買っていただいた1枚のハンカチから地球にも人にも優しく、少しでも震災支援に貢献できればうれしい」とSAPPOROエコデザインプロジェクト代表の平塚さん。
開催時間は10時~20時。入場無料。ハンカチ1枚1,500円(送料別)。今月30日まで。