今年で6回目を迎える「札幌国際短編映画祭(通称=SAPPOROショートフェスト、以下SSF)」に関連したライブイベント「SSF2011 MUSIC PARTY」が10月6日、「Sound Lab mole」(札幌市中央区南3条西2)で開催される。
SSFは世界各国から短編映像作品を集めたショートストーリーの祭典。ドキュメンタリー、コメディー、SF、アニメーションなど、1本30分以内に納めたさまざまなジャンルの短編を上映する。
同ライブは、北海道在住のミュージシャンとクリエーターらのPVを上映するSSFのスペシャルプログラム「北海道ミュージックビデオ」に関連した企画。同プログラムで上映する13作品中の5バンドがライブを行い、ライブの合間の転換には、DJがプレーしながら短編作品のダイジェストや予告編などを上映する。
「映画が好きな人以外も音楽へ興味を持ってもらえるきっかけになれば」と同イベントプロモーターの齋藤晶子さん。「現在は音楽に合わせて映像にもこだわっているアーティストが多く作品としての完成度も高い。北海道のバンドと北海道を拠点に活動するクリエーターの作品を知ってもらいたい」
出演バンドは、3人組のアコースティック・テクノユニット「minami.(ミナミ)」、弾き語りをメーンにパフォーマンスする「SiMoN(シモン)」、4人組のインストゥルメンタルバンド「ALICE PACK(アリスパック)」、ピアノやシンセサイザーをメーンに世界各国の楽器演奏を行う「鳳凰-40-(ホウオウ)」、3ピースのロックバンド「SNARE COVER(スネアカバー)」ら。DJにはエレクトロニカやヒップホップをメーンにトラックメーカーとしても活動する「DJ YUYA」を招く。
「音と映像を一体化することで普段とは違った感覚で映画も音楽を楽しめるはず」と齋藤さん。「ライブ感は常に出したい。音楽を鳴らし続けライブの空気や振動などを感じ、見て聞くだけでなく『音を浴びる』ような感覚で『音楽と映像のコラボ』を体感していただければ」とも。
開場19時30分、開演20時。チケットは、前売り・SSF半券持参=1,000円、当日=1,500円(別途1ドリンク500円)。SSFは10月5日開幕で、「北海道ミュージックビデオ」の上映は同7日。