札幌のデザイナーによる「地産デザインストア」-手帳を展示受注

札幌のデザイナーら22人のオリジナルデザインによるダイアリー手帳とコンセプトが展示

札幌のデザイナーら22人のオリジナルデザインによるダイアリー手帳とコンセプトが展示

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 インターネットコンテンツ事業を手がけるインプロバイド(札幌市中央区南1東2)とNPO法人北海道デザインネットワークは11月1日~4日、ホクセンギャラリー「アイボリー」(中央区南2西2)で札幌のデザイナーらがデザインするダイアリー手帳の展示受注ショップ「DBC43°dept」を期間限定でオープンしている。

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 同店は、同日より札幌各地で行われるデザイン運動「札幌デザインウィーク」の一環で、「北海道のクリエーティブの地産地消」をテーマとした「地産デザインストア」。道内では、「食」の地産地消の動きが活発になる一方、「才能がある人は上京してしまうのがセオリー。道産デザインはノーマークになりがち」(インプロバイドの小林元社長)な点を危惧(きぐ)し、札幌のデザイナーによる展示受注会を今回初めて企画した。

 参加するのは、寺島賢幸さん、ワビサビさん、3KG佐々木信さんなどのグラフィックデザイナーのほか、著書「さっぽろおさんぽ日和」で話題となったイラストレーター・すずきももさんなど札幌の第一線で活躍するデザイナーら計22人。

 オリジナルデザインのダイアリー手帳は2008年4月始まりで、展示用はサンプルとして1カ月分16ページを印刷したもの。各デザイナーのデザインコンセプトの説明書きも展示する。サイズは、ポケットサイズやA5など計6種類を用意。価格は、144ページ=4,000円、54ページ=3,000円。店内では予約販売を行い、来年2月中旬の出来上がりを予定している。

 「今回は初企画のため、知ってもらうのが目的」(小林社長)と、札幌市内のカフェやギャラリー、アパレル店などに参加デザイナーと作品を紹介したフリーペーパーやフライヤー計13,000部を設置するなどプローモーションにも力を入れた。企画を担当する同社の猪熊梨恵さんは「北海道のデザイナーと出来上がったものを見てもらいたい」と話している。

 営業時間は11時~20時。

モスリンケージ札幌デザインウィーク

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