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札幌に担々麺専門店「利休」-大阪・老舗中華のランチ人気メニューを主力に

「利休」の店内

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 札幌・ススキノのラフィラ内に6月10日、担々麺専門店「利休」(札幌市中央区南4西4、TEL 011-596-0420)がオープンした。

「独自のラーメン文化が栄える札幌の人の舌に合わせて熟成みそや和風だしを組み合わせた」という「担々麺 新味」

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 大阪で20年間営業する老舗中華料理店「湖陽樹」のランチで提供していた担々麺が人気となり専門店化した同店。店舗面積は20坪で、席数は38席。

 黒を基調に和の雰囲気に仕上げた店内。「店名は千利休に由来。茶道の一期一会に倣い、当店へ来店したお客さまとの一杯の出会いを大切にもてなしたい」と店長の下村敏英さん。同店では白ゴマや黒ゴマよりもオレイン酸やリノール酸などの脂質が豊富で香りが高いという金ゴマや自家製のラー油を使う。ラー油は漢方薬の一つでミカンの皮を使った陳皮(ちんぴ)や八角などの木の実を入れマイルドに仕上げた」という。麺はスープと絡むよう太麺で加水率の低い特注麺。

 主なメニューは「担々麺 元味」(780円)や「四川 酸辣麺(サンラーメン)」(800円)、「独自のラーメン文化が栄える札幌の人の舌に合わせて熟成みそや和風だしを組み合わせた」という「担々麺 新味」(850円)など。薬味にこだわるという同店では、ラー油、辛さをまろやかにするレイシ酢、ギョーザ用タレ、辛味の粉ざんしょう、すりゴマ、ガーリックチップ、コショウ、ザーサイの8種を用意。「自分好みの味に仕上げたり、その味を探したりする楽しみもある」。担々麺にはライチをセットで提供。「口直しにさっぱりとした後味を楽しめる」。そのほか「チャーシュー丼」(380円)、「特製から揚げ」「ギョーザ」(以上280円)、「大盛り」「利休 杏仁(あんにん)豆腐」(100円)など。

 「現在は年配のお客さまが多く、女性が6割ほど。徐々にリピートしてくれる人も増え始めた」と下村さん。「札幌の人が食べたことの無い感覚の担々麺。札幌ラーメンとはひと味違う一杯を楽しんでもらいたい」とも。

 営業時間は11時~23時。

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