公益財団法人アイヌ民族文化財団(札幌市中央区、常本照樹理事長)が運営するウポポイ(民族共生象徴空間)では、2025年(令和7年)9月13日(土)から23日(火・祝)の11日間、食欲の秋にちなみ、アイヌ民族の食文化をアイヌ料理や特別プログラムを通して体感していただく秋のイベント 「ピリカ スケ・ピリカ ハル ~おいしい料理・おいしい食べもの~」を開催します。
アイヌ民族は、自然の恵みから、どんな食料をいつ・どこで獲得し、どのように料理するのかという知識を受け継いできました。
本イベントは、伝統的なアイヌ料理や食文化に関するプログラムを通して受け継がれてきた食文化を来場者に体感していただくとともに、ラーメンやカレーなどアイヌ料理の新たな取り組みについても知っていただくものです。

「ピリカ スケ・ピリカ ハル ~おいしい料理・おいしい食べもの~」のメインビジュアル
【ピリカ スケ・ピリカ ハル ~おいしい料理・おいしい食べもの~特設ウェブページ】
https://ainu-upopoy.jp/specialevent-autumn2025/
開催日:2025年9月13日(土)~23日(火・祝)
営業時間:9:00~18:00(土日祝は20:00まで)
場所:ウポポイ園内(北海道白老郡白老町若草町2丁目3)
▼フンペ(くじら)とアイヌ文化の関わりを実食体験と芸能を通して体感。
イペアン ロ!~フンペオハウ(くじらの汁もの)~
【有料・要予約】
開催日時:13日(土)、15日(月・祝)、21日(日)12:00~12:40
海岸に打ち上げられたフンペは貴重な食料でした。白老町ではなかなか食べることができないフンペオハウの実食体験です。現在も白糠町で食べられている「フンペオハウ」の作り方を現地の伝承者から学び、ウポポイでの提供が実現しました。


ポロトコタンの夜【無料】
開催日時:13日(土)18:00~19:00
白老に伝わるフンペ リムセ(くじらの踊り)をご覧いただけます。

▼ポネオアウラーメン試食会【無料】
開催日時:14日(日)11:30~12:30
阿寒アイヌコンサルンの廣野洋(ひろのひろし)さんと札幌のアイヌ料理店「ケラピリカ」さんとの共同制作。
ウポポイでしか味わえない一品を100食限定でご提供します。
※ポネオアウ(動物の骨が入った汁もの)

写真はイメージです。
▼シケレベカレー試食体験開催日時:20日(土)11:30~12:30
アイヌのウポポ(歌)や舞踊を取り入れたバンドnincup(ニンチュプ)の豊川容子(とよかわようこ)さんが作るシケレベ(キハダの実)をスパイスに使用したカレーを50食限定でご提供します。
上記以外にもアイヌ文化体験が盛りだくさん!
※「ピリカ」の「リ」及び下線部は下付き小文字
特設ウポポイウェブページ及び別添チラシをご覧ください。
ウポポイ(民族共生象徴空間)について

アイヌ文化の復興・創造等の拠点として2020年に北海道白老町にオープン。道内初の国立博物館「国立アイヌ民族博物館」、アイヌ文化を五感で感じる体験型フィールドミュージアム「国立民族共生公園」、アイヌ民族による尊厳ある慰霊を実現するための「慰霊施設」からなり、豊かな自然に抱かれたポロト湖のほとりで、触れる、体験する等さまざまな角度からアイヌ文化や歴史を体感いただけます。

公式ウェブサイト:
https://ainu-upopoy.jp/
公式Instagram:
https://www.instagram.com/ainumuseumpark/
公式Facebook:
https://www.facebook.com/upopoy/
公式Youtube:
https://www.youtube.com/@upopoy
所在地:〒059‐0902 北海道白老郡白老町若草町2丁目3
電話:0144-82-3914(代表)
アクセス:JR白老駅から徒歩約10分。新千歳空港から高速道路または列車利用で約40分。
入場料(税込):一般大人1,200円、一般高校生600円、中学生以下無料
※20名以上に適用の団体料金あり※有料の体験プログラムや博物館の特別展示の料金は含みません
開園時間:9:00~17:00
※時季により変動あり
閉園日:月曜日および12月29日~1月5日、2月28日~3月9日、月曜日が祝日の場合は翌日以降の平日
※特別な開園日あり
開業日:2020年7月12日
指定法人:公益財団法人アイヌ民族文化財団