プレスリリース

「サイボウズ Garoon」のデータをChatGPTに追加学習。ChatSenseが新機能の対応開始

リリース発行企業:株式会社ナレッジセンス

情報提供:


生成AIが「サイボウズ Garoon」のデータをもとに回答する機能の開発対応を開始。ChatSenseの追加学習AI機能

株式会社ナレッジセンスは、ChatGPTに社内データを追加学習(RAG)して独自の専門家AIを作成できる、法人向けChatGPTサービス「ChatSense(チャットセンス)」を提供しております。この度、追加学習(RAG)機能について、サイボウズ Garoon(ガルーン)の「ファイル管理」機能と連携し、同機能上のデータを追加学習AIのソースとして利用できる新機能の開発対応を開始したことをお知らせいたします。これにより、GaroonのファイルをPC上へ一度ダウンロードするなどの手間なく、簡単に、最新のファイル情報に詳しいAIを作成いただけます。追加学習(RAG)機能についてはこちらを御覧ください。
https://chatsense.jp/function/rag-chatbot-service?utm_source=224

大企業の知的活動を最速にする株式会社ナレッジセンス(本社:東京都港区、代表取締役:門脇敦司、以下ナレッジセンス)は、当社が提供する法人向けチャットGPTサービス「ChatSense」の自社データを学習するRAG機能について、サイボウズ Garoon「ファイル管理」と連携する機能の開発対応を開始しました。本機能を利用することで、GaroonのファイルをCSV出力やローカル保存することなく、ファイル情報を学習ソースとして取り込み、ChatSense上のAIが回答できるようになります。これまでRAGサービス導入において課題になりがちだった「精度」と「運用コスト」の双方の改善に寄与します。

本日(2025年8月21日)より開発対応を開始し、「追加学習」(RAG)機能をご利用中のお客様から順次、お使いいただけるよう段階的にリリースいたします。利用開始のための詳しい手順はChatSenseの営業担当にご連絡ください。また、ChatGPTにGaroon連携できる「ChatSense」を導入検討の方は、こちらからお問い合わせ下さいませ。
https://chatsense.jp/contact?utm_source=224

■ 背景 ― RAGのデメリットは、運用面。
ChatGPTは、人間のように自然に会話ができるAIチャットボットです。ChatGPTは、業務効率化を目的に多くの企業で導入され始めています。ナレッジセンスの提供する「ChatSense」においても、セキュリティなど法人向けの強みが注目され、東証プライム上場企業を含む大手企業、500社以上に導入されています。

また、最近では「RAG」という機能を活用する前提での導入が進んでいます。RAGとは、ChatGPTが社内データに基づいて回答できるようにする仕組みです。これにより、通常のGPTは学習していない内容でも回答できるようになるメリットがあります(※)。

RAGは非常に便利ですが、運用コストがデメリットです。精度改善したり、データを最新に更新し続けるためには、導入担当者側で定期的なメンテナンスが必要になります。ナレッジセンスでは、これまでSharePointやBoxとの連携対応により多くのお客様ニーズを捉えてきましたが、企業ごとに多様なファイル管理サービスが利用されている実態を踏まえ、特に日本企業から要望があったサイボウズ Garoon「ファイル管理」への対応を検討開始してまいりました。

※RAGについて、詳しくはこちらもご参考ください。
https://chatsense.jp/blog/chatgpt-rag

■ ChatGPTとサイボウズ Garoon(ファイル管理)を連携する機能の特徴
ChatGPTにGaroonデータを学習させる方法には、ChatSense「追加学習機能」を使います。Garoonとは、サイボウズ株式会社が提供する企業向けグループウェアです。

1.Garoon「ファイル管理」のデータを簡単に学習ソース化
ChatSenseでは、Garoonの「ファイル管理」に保存されたドキュメントを、数ステップでRAGの学習ソースとして指定できます。

2.ダウンロード不要で取り込み、手間なく「最新のファイル情報に詳しいAI」を構築
GaroonからPCへのダウンロードやCSV出力は不要です。必要なファイル群をそのまま取り込みでき、運用負荷を抑えながら、最新のファイル情報に詳しいAIを構築できます。

3.回答の参照元も必ず提示、AIの嘘を見抜く
通常のChatGPTでは、回答のソースを表示することはできません。しかし、ChatSenseが提供する追加学習機能では、ChatGPTが社内データに基づいて回答(RAG)する際、ソースの表示が可能です。これにより、AIによる幻覚(ハルシネーション)を見抜くことができます。




また、当然ながら、学習データはその企業のためだけに利用され、他社の学習に利用されることはございません。部署ごとの権限分けも可能であるなど、セキュリティの面でも安心して、社内データを学習したAIを実現可能です。
ChatGPTの法人契約のメリットについてはこちらもご覧ください。
https://chatsense.jp/blog/chatgpt-business-plan?utm_source=224

■ 法人向けChatGPTサービス「ChatSense(チャットセンス)」とは
「ChatGPT」は、2022年秋に米OpenAI社がリリースした大規模言語モデルの一種です。ナレッジセンスが提供するChatSenseとは、セキュリティを強化した形でChatGPTを利用しつつ、コスト面でも優位性のあるサービスで、法人・自治体の業務効率を向上させるサービスです。以下の特徴がございます。



1.チャット内容をAIの学習から守る機能
エンタープライズプラン、スタンダードプラン、無料のスタータープラン、全てで利用可能な共通の機能です。

2.プロンプトを社内共有できる機能など、豊富な独自機能
通常のChatGPTには見られない法人契約向けの機能が特徴です。他にも、メンバーの一括管理機能、フォルダ&ドラッグ整理機能など、日々アップデートを重ねており、そのほとんどが、無料プランであっても適用されています。

3.ChatSenseは初期費用が無料、最低利用期間の縛りがない
「使ってみないとわからない」という企業のみなさまの気持ちに応えるため、導入のハードルをなるべくさげ、無料で利用可能な範囲を大きく広げています。
ChatGPTのセキュリティリスクについては、こちらをご確認ください。
https://chatsense.jp/blog/chatgpt-security

■ ナレッジセンスについて
ナレッジセンスは、企業のDXを加速し、あらゆる社員の生産性を向上させるため、法人向けChatGPTサービス「ChatSense」・事業コンサルティングを提供しています。ChatSenseだけでなく、生成AIに関する複数のサービスをリリースし、グローバルのユーザーに提供している実績がございます。ナレッジセンスでは、生成AIを活用して社員の業務効率を加速したい企業からのご相談をお待ちしております。
https://knowledgesense.jp/

ナレッジセンスは、生成AIを利用して社員の生産性を大幅に向上させ、デジタルトランスフォーメーションを推進するための活動に尽力して参ります。
以上

■ 会社概要
会社名:株式会社ナレッジセンス
本社:東京都港区六本木七丁目18番18号 住友不動産六本木通ビル2階
代表者:代表取締役CEO 門脇 敦司
設立: 2019年4月10日
事業内容:
・「ChatSense」および生成AIテストサービス「Ozone」などの企画・運営
・生成AIを活用したDX戦略コンサルティング
・社内外向けのソリューション開発
社内データを活用した企業向けRAG
https://chatsense.jp/function/rag-chatbot-service
文字起こし
https://chatsense.jp/blog/chatgpt-transcribe
o3にも対応
https://chatsense.jp/blog/chatgpt-openai-o3

本文中に記載されている会社名、製品・サービス名は、各社の登録商標または商標です。

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