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札幌・すすきのに「鮨処 よしおか」-16年修行した職人が独立

「鮨処 よしおか」の店内

「鮨処 よしおか」の店内

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 札幌・すすきのに4月25日、「鮨処 よしおか」(札幌市中央区南6西3、TEL 011-511-7729)がオープンした。

カウンターに並ぶウニ、クジラ、ボタンエビなど

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 「仲寿し」(南7西3)や「ひょうたん」(南7西4)など札幌市内のすし店で16年修行した店主の吉岡龍介さん。「これまで積み重ねた経験、技術を自分の店でお客さまに提供したい」との思いから独立し、オープンにこぎ着けた。

 店舗面積は8坪で、席数はカウンター5席、テーブル4席の計9席。店内は明るい木目調で和風の雰囲気に仕上げた。「ゆったり時間を忘れて食事を楽しめるような小さな隠れ家のような空間を意識した。会話や料理を提供するタイミングにも気を配れる」。カウンターに並ぶ食材は時期によって旬の素材のほか、煮物やつまみ料理なども並べる。料理を提供する際の器は有田焼のものを使う。

 主なメニューは「あじさい」(前菜・焼き物・季節料理・握り6貫・小丼・わん物・デザート、5,800円)、「すみれ」(同、4,500円)、「雪」(握り12貫・巻物一本・わん物・デザート、3,800円)、「月」(握り10貫、わん物・デザート、2,800円)、「華」(同2,000円)など、素材と値段に応じさまざまなセットメニューを提供する。「今までの下積みや調理の経験を生かしたい」と「海鮮茶わん蒸し」「カニシューマイ」(以上700円)、「くじらベーコン」(1,500円)、「焼きアナゴつまみ」(1,200円)や煮物、揚げ物などの一品料理も用意する。

 「昔ながらのなじみの方がよく顔を出してくださりとてもうれしい。新規のお客さまは、長居して落ち着ける雰囲気などを気に入ってリピーターになってくれる方も多い」と吉岡さん。「一人ひとりのお客さまのために握りや料理を提供する気持ちを忘れず、足を運んでいただいた方の印象に残る店作りを目指す」とも。

 営業時間は18時~翌3時。日曜定休。

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