札幌・すすきのに6月13日、タコライスをメーンに提供するバー「ASIAN RICE BAR chopppper(アジアンライスバー チョッパー)」(札幌市中央区南5条西3、TEL 011-512-8418)がオープンした。
店舗面積は7坪。席数は全席カウンターで10席。「隠れ家的な店」をイメージし、内装は手作りで仕上げた。店名の「チョッパー」は「みじん切り」を意味する。「みじん切りのメニューが多いことと、人気少年漫画『ワンピース』のキャラクター名から拝借して名付けた」と店長の宍戸さん。店内には、同漫画の海賊旗やフィギュアなどをちりばめた。
沖縄料理のタコライスをメーンに提供する同店。宍戸さんは「沖縄のタコライスはケチャップを多く使うが、当店では北海道民の好みに合うように、ケチャップを少なめにスパイシーに仕上げた」と話す。タコライス(500円)は、プレーン・トウフ・トマトバジル・デミオムチーズ・ラー油・ビビンバ風など、さまざまな種類を用意する。
「おすすめ」は、タコやエビを使った海鮮タコ焼き「チョッパー焼き」(500円)。種類は、プレーン・チーズ・テリマヨ・ネギマヨの4種類。そのほか、「チョッパーオムライス」「タイ風バジルライス」「エビマヨオムライス」(以上500円)など。
ドリンクはカクテルが中心。ビール・ジン・ウオツカ・ラム・テキーラ・焼酎などをベースにしたカクテルを500円で提供する。マティーニ各種、モヒート各種、チョッパーオリジナルカクテルは700円。3種類のドリンクを使った「ダブルカクテル」(800円)は、ゾロ・ナミ・シャンクス・ビッグマムなどを用意する。飲み放題は100分2,000円~。
今後は、生卵を使った「チョコカスタードカルーア」などのチョコレートカクテルや、「ストロベリーモヒート」「フレッシュパインとマスカットのアメリカンレモネード」などの生フルーツカクテルも提供していく予定だという。
オープンから1カ月が過ぎた。客層は1人客がメーンで、20代の女性が多いという。「カウンターとの距離が近いので、カクテルを作るところを目の前で楽しんでほしい」と宍戸さん。オーナーの小田部さんは「小さな店だが、ボリュームのある料理やカクテルをリーズナブルな価格でそろえた。若いお客さまだけでなく、年配の方々にもお越しいただいているので、年齢層の幅広い『語らいの場』になっていければ」と話す。
営業時間は19時~翌5時。第2・第4水曜定休。チャージなし。