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札幌・西18丁目に中華料理店「華鈴花」-キャリア20年のシェフが独立

同店「おすすめ」の「成都風激辛蒸し鶏 成都鶏(通称=よだれ鶏)」

同店「おすすめ」の「成都風激辛蒸し鶏 成都鶏(通称=よだれ鶏)」

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 札幌・西18丁目駅近くに中華料理店「チャイニーズコタン 華鈴花(カリンカ)」(札幌市中央区大通西19、TEL 011-615-6627)がオープンして1カ月が過ぎた。

同店「おすすめ」の「四川のごま辛汁そば 坦々麺」

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 店舗面積は19坪。席数は、カウンター4席、テーブル席21席の計25席。代表の鈴木英二さんは、道内外のホテルや居酒屋、ダイニングなどで20年近く修行を積んだ。以前から「自分の店を持ちたい」と思い続けていた鈴木さんは「これまでの経験で店の経営も含め、ようやく『自分の店を持つ』スキルが備わった。自分がやりたかったことと、今の力量のバランスを見極め、独立に至った」とオープンの経緯を振り返る。

 本格的な中華料理をリーズナブルな価格で提供する同店。主なメニューは、「バンバンジー」「肉汁たっぷりショウロンポウ」「豚肉とキャベツのみそ炒め」(以上600円)、「五目春巻き」(280円)、「エビのチリソース」(680円)、「五目あんかけ焼きそば」(750円)、「カニ肉とレタスのさっぱりチャーハン」(880円)など。デザートは、「とろプルあんにん豆冨」(350円)、「ひんやりマンゴーのクレープ包み」(400円)などをそろえる。

 ランチメニューは、「あんかけ焼きそばランチ」(780円)、「坦々麺ランチ」(880円)、「マーボーランチ」「日替わりランチ」(以上680円)。セットドリンクとランチデザートはそれぞれ100円で提供する。夏季メニューは、「冷やし坦々麺」「サラダ冷麺」(以上780円)、「豚しゃぶ冷やし中華」(730円)を用意する。

 鈴木さんの「おすすめ」は、四川ベースの料理。「うまさと辛さで、よだれが出るほどおいしい」といわれる「成都風激辛蒸し鶏 成都鶏(通称=よだれ鶏)」(600円)、「四川のごま辛汁そば 坦々麺」(880円)、「四川のコク旨熱々マーボー豆冨 四川マーボー豆冨」(580円)、「本場北京の黒酢すぶた」(780円)などのほか、女性客を意識し、ニンニクとニラを少なめに、ラードではなく和牛の脂を使ったヘルシーな「焼きギョーザ」(400円)も「おすすめ」。客が望む料理があれば、メニューにないものも提供するという。

 ドリンクは、サッポロクラシック(ジョッキ=450円、ピルスナー=300円)、焼酎・ジャスミン焼酎(グラス=400円、ボトル=1,500円)、杏露酒(420円)、トリスハイボール(400円)、JINROマッコリ(980円)、カクテル各種(450円)、ソフトドリンク(300円~)など。「おすすめ」は、「かめだし紹興酒」(グラス=400円、デキャンタ=980円、花彫り紹興酒ボトル=1,680円)と、中国の梅ジュース「酸梅湯(さんめいたん)」(350円)。

 オープンから1カ月がたった。主な客層は、近隣の男性サラリーマンや女性の一人客など。地元の年配客も多く見られるという。「地元のお客さまに愛される小規模なレストランになっていきたい。『中華=脂っぽい』というイメージがあるが、香り・味覚のほかに見た目にも楽しいシズル感を演出し、五感を刺激するようなワクワクする料理を提供したい」と鈴木さん。「四川をベースに、北海道民が好む体に優しい中華を提供しているので、ぜひお越しいただければ」とも。

 営業時間は、ランチ=11時30分~15時30分、ディナー=17時30分~22時30分。

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