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札幌にカレー専門店「ムスイカリー」-水を使わない調理にこだわり

「水を一切使わず調理する」オリジナルの「ムスイカリー」

「水を一切使わず調理する」オリジナルの「ムスイカリー」

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 札幌・36号線沿いに5月26日、カレー専門店「ムスイカリー」(札幌市豊平区豊平4条3、TEL 011-598-7787)がオープンした。

「通常のムスイカリーに加えスパイスの風味も一層味わえる」という「ムスイカリー 極み」

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 店舗面積は約22坪で、席数はカウンター7席、テーブル20席の計27席。店内は木を基調にBGMでジャズを流すなど落ち着きのある雰囲気に仕上げた。

 カレーを調理する際に水を一切使わないのが特徴の同店。タマネギ、トマト、鶏のレッグをベースに6~7時間焦げ付かないよう弱火で煮込み、それらの素材からしみ出した水分とスパイスでルーを仕上げる。店名も「水が無い」「無水」に由来。「野菜が嫌いな人でも食べられる調理法。素材が持つ甘味やうま味を味わってもらいたい」と店長のモミーさん。野菜ソムリエの資格を持ち、「野菜は、栄養が豊富で安心して食べられる食材。アレルギーに反応しづらい素材を使う」という。

 主力メニューは「ムスイカリー」(780円)、「ムスイカリー 極み」(1日20食限定、880円)。「カレーは、水分を使わない分冷めやすいので石鍋に入れて提供。石鍋も熱すぎるとスパイスが飛んでしまうので程よい熱加減に調節する。ルーは鶏のレッグがとろけた柔らかな食感が特徴」だという。

 カレーには自家製のピクルスを付け、モミーさんのこだわりからスプーンは木製のものを使う。「鉄で風味を損なわず、食事する際に音も立ちづらい」。辛さは0番~4番が無料で、5番~10番は50円~150円。それ以上の辛さにも対応する。

 ライスは契約農家から取り寄せた「きらら397」を使う。「程よい固さと程よい甘味で当店のカレーと相性が良い」。「SS」(120グラム)、「S」(180グラム)、「M」(220グラム)、「L」(300グラム)、「LL」(400グラム)は無料。そのほか「ライス3L」(600グラム、100円)、「同4L」(800グラム)、「ルー大盛り」「お子さまカリー」(以上200円)。

 「日替わりで仕入れた野菜を使い、ヨーグルトの甘さに加え野菜の風味も味わえる」という「日替わり野菜のラッシー」(280円)なども用意する。

 「主に30代ぐらいの男性のお客さまが多く、徐々にリピーターも増え始めた。日に3度も足を運んでくれるお客さまもいて驚いた(笑)」とモミーさん。「今までに食べたことはないカレーだと思うので、まずは一度足を運んでいただき当店の味を知ってもらいたい」とも。

 営業時間は11時~22時。水曜定休。

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