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札幌コレクション、公募モデル最終オーディション-3人がランウェーへ

グランプリを獲得した高久ルビ希歩さん

グランプリを獲得した高久ルビ希歩さん

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 北海道最大規模のファッションフェス「SAPPORO COLLECTION」の出場権を懸けたオーディション最終審査が3月26日、UHB北海道文化放送(札幌市中央区北1条西14)で開催された。

受賞した3人。左から芳賀愛華さん、高久ルビ希歩さん、渡部亜美さん

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 2007年から始まり今年で5回目を迎える同フェス。「札幌をファッションの街に」をテーマに札幌のセレクトショップや人気ブランドを用いた多様なラインアップをランウェー上で披露し、DJによるライブなどのプレーに合わせファッションショーを行う。

 毎年札幌からプロのデザイナーやモデルを輩出することを目的にオーディションを開催し、受賞者は同フェスの出場権やテレビ、ラジオなどへのメディア出演、各種企業広告出演権などを獲得する。応募条件は13歳~28歳で、モデル、タレント事務所に所属していない女性。今年は北海道内から318人の応募があり、その中からファイナリスト11人が最終審査に臨んだ。

 審査内容は、2往復のウオーキング、自己PR、審査員との質疑応答など。審査員は同フェス実行委員長の佐々木大輔さんやウオーキング講師の石井千恵さんら7人。ファイナリストは緊張の面持ちの中、それぞれが選んだファッションや、最終選考に進むまでのレッスンの成果を披露した。

 結果は、14歳・中学生の高久ルビ希歩(たかくルビきほ)さんがグランプリに選ばれ、渡部亜美(わたなべあみ)さん、芳賀愛華(はがあいか)さんの2人が特別賞を受賞。それぞれフェスの出場権などを獲得した。

 審査委員長の佐々木さんは「318人の応募の中から勝ち抜き、長きに渡るレッスンを続けていくうちに成長していくみなさんの姿は素晴らしかった。この経験を経てチャレンジする気持ちを持ち続けてほしい」とエールを送った。

 高久さんは「憧れの舞台に出演できることが本当にうれしい。友達にも応援してもらったので期待に応えることもできた」と喜びのコメント。「レッスンなどは楽しいがつらいこともあると思う。今まで自分が憧れてきた道への一歩を踏み出すにあたり、『憧れられる』ようなモデルになりたい」と意気込む。

 チャームポイントについては、「目が自分の自信のある部分。(174センチの)身長とハーフという部分も生かしたい」とも。渡部さんは「審査員の方に評価されたことがうれしい。期待に応えられるよう精いっぱい努め、多くの人へ『あの人が着ている服がほしい』と言ってもらえるようなモデルになりたい」、芳賀さんは「審査が進むにつれどんどん楽しくなってきた。ランウェーでウオーキングするまでにもっと自分を磨き、見る人を楽しませたい」と、それぞれコメントする。

 広報担当の阿波加さんは「このフェスで一般の方へのチャンスや業界を盛り上げることにつなげたい。札幌から文化を発信するイベントとして多くの人に楽しんでほしい」と話す。

 「SAPPORO COLLECTION」のチケットは、前売りS席=6,000円(当日7,000円)、自由席=3,000円(当日4,000円)。北海きたえーる(豊平区)で4月29日に開催。

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