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「札幌駅前地下歩行空間」開通迫る-地域創作活動・商業活性化見込む

地下空間の内部

地下空間の内部

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 札幌駅から大通を結ぶ「札幌駅地下歩行空間」(札幌市中央区北4条西4~大通西4)の開通を3月12日に控えた今月10日、内部の様子が公開された。

飲食スペースが並ぶ「憩いの場」

 2005年から2011年の事業期間を経て開通を迎える同所。現在大通~すすきのまでの地下空間がつながっており、大通から北に位置する札幌駅までを結ぶことで、歓楽街・すすきのから商業の中心地・大通、札幌の入り口・札幌駅がつながる空間となる。1日約4万人の通行が想定され、四季を通しての通勤、ショッピング、観光など利用者の利便性を高めると同時に、空間の一部を地下広場とし、イベントや物販、発表会、休憩スペースなどさに活用することで新たな「札幌の顔」として都市の活性化を見込む。全長520メートル、幅20メートル、高さ2,5~3メートルで、総事業費は約252億円。

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 「(市民や企業による創作活動の情報発信の場となる)創造都市さっぽろ」「市民活動」「都心の回遊性、活性化」「都心ビジネスマンへの快適な日常の提供」「さっぽろ・北海道の魅力発信」の推進が地下広場の活用コンセプト。地下歩行空間最大のスペースで、ステージを設置してのパフォーマンスや新商品の体験会などのイベントや地下空間の案内図や地下鉄、バスの時刻表情報などを閲覧できるタッチパネル式のビジョンを設置した「北3条交差点」、椅子やテーブルなど設置し食事や談話、休憩の場としての「憩いの空間」、大型ディスプレーを設け市民活動や創造産業、観光、芸術文化、行政広報などのコンテンツを音や映像で表現し「創造都市さっぽろ」としてのクリエーティブを表現する「北2条交差点」、地下空間の最南端で地下空間と地下鉄大通駅を接続し、小中規模の展示会や講演会、ミニライブなど開催するスペース「北大通交差点」の区画に分けられる。

 開通日は、記念式典やアートパフォーマンス「An underground as the stage」、「SAPPORO FASHION WEEK」「50m美術館」「地下マルシェ」などのイベントを開催予定。

 「これからは札幌の入り口として、地元市民、観光客に向けてあらためて札幌を紹介する場所になる。地元の人も知らなかった札幌の魅力を発見するきっかけにもなり、観光客には札幌を今以上に楽しむことができるスポットの一つとして捉えてもらいたい」と札幌市・制作企画部の北川さん。「若者や市民も積極的に札幌の街づくりに参加し札幌を知ってもらいたい。このスポットから札幌の『わくわく』を感じてほしい」とも。

 開通は6時15分。今後の通行時間は5時45分~24時30分。

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