札幌のクリエーティブ産業確立を目的にした「SAPPORO次世代コンテンツ産業創造プロジェクト」が12月18日・19日、札幌市内で開催される。主催はインタークロス・クリエイティブ・センター(さっぽろ産業振興財団)。
世界に向けた新しいコンテンツ産業を札幌に築くことをコンセプトに始動する同プロジェクト。クリエーティブ・ビジネスに特化したプロジェクトをクリエーターと企業が共同で作り上げ、産業誘致・人材誘致、新会社の設立などコンテンツ産業発展を目指すという。
プロジェクトは今後10年を見据えた長期計画。プロジェクト初年度となる今年は、世界の第一線で活躍している各界の著名人を招き、基調講演やシンポジウムを実施して、ビジョンや成功体験を元にアイディア・ディスカッションを重ねプロジェクトの達成につなげる。18日には「カイカイキキ」代表のアーティスト・村上隆さんを招く。翌19日は、クリエーターや企業などでディスカッションやビジョン提案を行うワークショップを開催。
「『札幌でビジネスするにはどうすればいいか』ということを考えているクリエーターは多く、彼らに協力や出資する地元企業とのパートナー関係を築くきっかにしたい」と同プロジェクトマネジャー。「今後札幌でクリエーティブ産業の構想が事業として成り立つかどうかの事例を示し、札幌を次世代コンテンツ産業発信の拠点にしたい」と展望を語る。
日時と会場は、18日(13時~16時)=「プリンスホテル国際館パミール」(札幌市中央区南2条西11)、19日(13時~17時30分)=「インタークロス・クリエイティブ・センター」(豊平区豊平1条12。参加無料。定員は、18日=100人、19日=30人(申し込み多数の場合は抽選)。締め切りは15日。