北海道大学クラーク会館・講堂(札幌市北区北8条西8、TEL 011-706-2989)で10月29日から、北大生が企画する映画祭「CLARK THEATER(クラークシアター) 2010」が開催される。
主催は、北大生を中心に約60人で結成されている北大映画館プロジェクト実行委員会。同大に常設の映画館を設立することを目的にする同プロジェクトが、活動の一環として映画祭を開いている。今年で5回目。年々注目を集め、昨年は2,000人を越える入場者があった。
期間中、1日4~5プログラムを上映する。同大出身の監督や学生が中心となって制作した「零下15度の手紙」を初公開するほか、今月に行われた札幌国際短編映画祭で上映された作品や仏映画の名作「禁じられた遊び」など、幅広く作品をそろえた。
同実行委員会の長嶋さんは「『零下―』は見る機会が少ないので貴重なチャンス。この時期は北大のイチョウ並木も見応えがあるので観光客の方も来ていただければ」と話す。
入場料(1プログラム)は、前売り=400円、当日=500円。フリーパスは2,500円。11月3日まで。