北海道のワインが一堂に集まるコンテスト型イベント「第1回『蝦夷vinワインセレクション』」が7月10日、ノボテル札幌(札幌市中央区南10条西6)で開催される。主催は「道産ワイン応援団」(北1条東10)。
「蝦夷vinワインセレクション」に出品する北海道岩見沢市のワイナリー
同団体代表で横浜出身の荒井早百合さんは10年前から国産ワインのワイナリーを巡り、ブドウ畑の手伝いやワイン作りなどを行ってきた。自給自足できる北海道という土地に魅力を感じ、2008年にミクシィ・コミュニティー「道産ワイン応援団」を立ち上げた。メンバーは道内外のワイナリーやワイン愛好家のほか、「北海道そのものが好き」という人までさまざまだという。
「わたしは北海道出身ではないので、『外部からの目線』を持っている。それを生かし、北海道を盛り上げるために役に立ちたかった」と荒井さん。「ワインという地元ならではの産業を切り口に、多くの方々に北海道を知ってもらえるきっかけになれば」とも。
日本ワインの歴史が長い山梨県勝沼町の「甲斐Vinワインセレクション(KAIVIN)」をモデルにした同イベント。道内ワイナリーの白ワイン約25種を集め、ブラインドテイスティングを行う。参加者は自分の好きなワインの番号書いて投票し、1位に輝いたワインには表彰状も授与する。「先入観抜きで、純粋に自分の好きなワインを選んでもらいたい」と荒井さん。
その後、ワインパーティーも開く。審査された白ワインのほか、各ワイナリー「おすすめ」の赤ワインなども用意し、道産食材を使ったおつまみも用意する。
「『どこのワイナリーのワインなのか』『どこの品種なのか』『自分の好きなワインはどれなのか』など、参加者によって楽しみ方はさまざまなので一般の方でも楽しめる。ぜひワイン談義に花を咲かせてほしい」と荒井さん。「北海道のワインが好きな方も知らない方も、当イベントを通じて自分のお気に入りの1本を見つけていただければ」とも。
開催時間は13時30分~16時30分。チケット(ワイン・料理付き、初回限定100人)は6,500円(前売り=6,000円)。購入方法はサイトで確認できる。