札幌・すすきの近くに6月28日、「ストレス捕獲バー『クラッシャーズ』」(札幌市中央区南3西4、TEL 011-233-1919)がオープンした。店舗面積は約20坪で、スタンディングを基本にテーブル6席を設け、今後カウンター席も用意する。内装はウエスタン調で仕上げた。
地元のホームページ制作会社「アイキュー」(北1条西3)社長の土岐一幸さんがプロデュースを手がけた。これまで家庭用ゲーム機を並べるバー「ファミコンプリート」などを手がけてきた土岐さん。「非日常」をテーマにした同店では、エアガンの撃ちっぱなしができるほか、皿やグラスを投げて割ることができる「ストレス捕獲バー」として立ち上げた。
店内に設けた強化ガラスで囲まれた一角が「ストレス捕獲所」。エアガンは射撃のようにターゲットを狙う。「ただ撃つだけじゃ面白くない」と土岐さん。30秒以内で決められたターゲットを狙い、残り10秒になるとパトランプが赤く光り、スモークがたかれる。発射音は、本業のIT技術を生かし、さまざまな効果音を用意する。
食器の投げ割りについては、「海外のニュースなどで皿を割るイベントを見たことはあるが、札幌ではやってないから」と企画。使用するのは傷があるもの使い道がない食器。「最初は心配して皆さん割ることをためらっていたが、ある女性グループはキャーキャー言いながらムービー撮影するなど大変盛り上がっていた」と土岐さん。
システムは、飲み放題90分で2,500円(割ることができるグラス付き)。ブローバック銃20発200円、サブマシンガン50発500円などで、食器は1盛り200円から。20人以上1人3,800円の貸し切りプランで飲み撃ち放題も用意する。
営業時間は19時~翌3時(金曜・土曜は翌4時まで)。