10年ぶりにイベントとして復活する「札幌打撃祭2010」が6月26日、札幌芸術の森・野外ステージ(札幌市南区芸術の森2、TEL 011-592-5111)で開催される。
リズムを刻むパーカッションが主役となり、さまざまな地域特有の音楽を通し交流を図る同イベント。当日はプロ・アマチュアを合わせて14組が出演し2部構成で行うほか、飲食店10店舗以上も出店する。
1部のアマチュア部門には、さまざまな舞台を経験している「橋本流地獄太鼓」(札幌)、オリジナル曲があり演奏の幅が広い「山口太鼓北海若衆太鼓」(江別)、年間30回全道各地でイベントに出演している「静内染退太鼓」(静内)など北海道内から選ばれた10組が登場。
2部のプロフェッショナル部門では、ブラジリアンビートを奏でる日本初公演の「ZURUBA(ズルバ)」(カナダ)、女性3人のユニット「●太鼓(ほのおだいこ)」(石川)、三宅太鼓を使う「三宅島芸能同志会」(東京)、ベテランがコラボする藤本吉利(鼓童)&今福優(石見の風)の4組が出演する。(●=火が3つ)
札幌芸術の森事業課の竹平さんは「一朝一夕では出せない、深い歴史から繰り出す音が野外ステージでズシーンと体感できる。家族連れや祭りが好きな方には特にオススメ。いま一度伝統芸能に触れる機会を楽しんでもらいたい」と話す。
開演は14時。前売り料金は、いす席=4,500円、芝生席=3,500円(小・中学生=1,500円)。問い合わせは札幌芸術の森事業課(TEL 011-592-4125)まで。