札幌・北海道立近代美術館で「北の日本画展」-「継承と革新」テーマに

「北の日本画展」で展示される作品「午後の訪問者」

「北の日本画展」で展示される作品「午後の訪問者」

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 北海道立近代美術館(札幌市中央区北1条西17、TEL 011-644-6881)で6月14日から、「北の日本画展」の第25回記念展が開催される。

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 北海道の美術公募団体の作品展である「道展」や日本画部の会員、会友、入選者の作品が年1回並ぶ同展。記念開催は2000年の15周年、2005年の20周年開催に続くもの。

 北海道からの自由な発想と創造を目指し創立され、1985(昭和59)年から開催されている同展。25周年目を迎える今回は「継承と革新」をテーマに、北海道発の日本画の「過去-現在-未来」を展望する企画展示を行う。作品総数は114点。北の日本画展会員の作品とともに、北海道ゆかりの著名日本画家の作品をはじめ、今後可能性のある作家を推薦・招待し一堂に展示する。

 期間中、出品者が作品解説を行うギャラリー・トークや、小学生を対象とする応募者に日本画の作画をチャレンジしてもらうこどもワークショップも同時開催。

 同展事務局の朝地さんは「当展は道展などの会員だけではなく、一般公募の人たちからの作品も展示する。アマチュアや才能ある若者の可能性の拡大、美術の発展につながれば」と話す。

 開催時間は9時~17時(入館は16時30分まで)。観覧料は、一般=400円・大学生=200円、65歳以上・高校生以下無料。今月20日まで。

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