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札幌・大倉山でヒルクライムレース 斜度37度のジャンプ台に1763人挑戦

男子シングル表彰式(写真提供=Keisuke Kato/Red Bull Content Pool2)

男子シングル表彰式(写真提供=Keisuke Kato/Red Bull Content Pool2)

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 ジャンプ台を駆け上がるヒルクライムレース「Red Bull 400(レッドブル・フォーハンドレッド)」が5月17日、大倉山ジャンプ競技場(札幌市中央区宮の森)で行われた。

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 最高斜度37度のスキージャンプ台を舞台に、全長400メートルを駆け上がる同レース。富士山頂付近の傾斜(32~35度)を上回る勾配から「世界一過酷な400メートル走」ともいわれ、2011(平成23)年にオーストリアで始まった。札幌での開催は毎年恒例となっており、今年は過去最多となる1763人が出場した。

 種目は、男子・女子の個人レース、4人1組でつなぐリレー(男子・オープン・学生チーム対抗)の計5部門。各部門で予選や決勝を行い、制限時間は15分。序盤は団子状態でのレース展開も見られたが、中盤以降は選手たちの差が広がり、観客の歓声が響いた。自動タイム計測を導入し、上位3位までを表彰した。

 男子個人は田中聖土さんが3分36秒でゴールし、5連覇を達成。女子個人は布施愛里さんが5分11秒でフィニッシュし、2連覇を果たした。学生リレーでは69チームが出場。「東海fenix」が2分22秒で制し、こちらも2連覇となった。全5種目中3種目で連覇が達成されるのは大会初という。今大会最年少の16歳・鈴木嵩一郎さんも男子決勝で2位に入り、健闘を見せた。

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