「“時価”製の焼きとうきび屋台」が7月24日、さっぽろテレビ塔 BEER GARDEN(札幌市中央区大通西1)にオープンした。運営は、新電力「Looop」(ループ、東京都)。
ループは、再生可能エネルギーを「発電から供給まで」手がけている電力会社として、太陽光由来の電気が余りがちな昼間の電気代を抑えられる「Looop でんき」を提供している。今回、物価などの高騰により、値上げが続く夏を安価に過ごしてもらおうと電気料金に応じて「焼きとうきび」の価格が変動する「時価製」屋台を出店した。
「焼きとうきび」の価格は、1本300円~500円の間で30分ごとに50円刻みで調整する。トウモロコシは電気で焼く調理台を使うため、太陽光発電の電力量が増える日中は価格が下がりやすくなる。夕方16時以降は定価500円で販売する。
同社マーケティング部の小林克明部長は「北海道の風物詩をリーズナブルに提供することで、値上げが続く暗いムードを打ち払うような、明るく楽しい要素になれば」と話す。
営業時間は、12時~21時。8月11日まで。