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札幌で「サッポロフラワーカーペット」 今年で10周年

昨年のメイン会場の様子

昨年のメイン会場の様子

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 「サッポロフラワーカーペット2024」が6月28日から、札幌市中央区の札幌市北3条広場をメイン会場に開かれる。

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 「フラワーカーペット」は、花びらや自然素材を用いて大きな絵を作り上げる市民参加型アートイベントで、札幌では2014(平成26)年に初めて開催され、今年で10回目を迎える。市民ボランティアや地域の就業者など約500人と共に制作・展示する。

 テーマは「つむぐ、みらいへ」。サイズは、札幌開催における過去最大サイズの全長30.6メートル、幅8.1メートルとなる。

 デザインは、2016年にベルギーで開催された「ブリュッセル・フラワーカーペット」で日本人として初めてデザインを担当した乃村工芸社IVDアートディレクターの鈴木不二絵さんが手がける。「フラワーカーペットを通じて北海道とベルギー両地域の文化交流の深化を願い、未来へと紡がれる新たな絆を表現した」と鈴木さん。札幌アイヌ協会の協力を得てシンボルの周囲にアイヌ文様を取り入れ、アイヌ文化の未来を思う気持ちも込めたという。

 鈴木さんは「サッポロフラワーカーペットが10回目を迎える記念すべき年に、故郷の北海道・札幌と、私にとって深い縁を感じているベルギーを思うデザインを手がけた。イベントのために花を育ててくれた道内農家の人たちへの感謝と共に、多くの人に喜びと感動を届けられるよう準備を進めていく」と意気込む。

 6月30日まで。

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