6 月27 日・28 日に、往年の名車による「ジャパン・ヒストリックカー・ツアー2009 in 北海道-トロフェオ・エム・ヌヴォラーリ-」が開催される。主催はネコ・パブリッシング(東京都目黒区)とスクーデリア・タツィオ・ヌヴォラーリ・アジア。
同イベントは、伝説的なレーシングドライバー「タツィオ・ヌボラーリ」の生誕100 周年を記念して、1992 年からイタリアで開催されている企画の日本版。昨年までは『トロフェオ・タツィオ・ヌボラーリ』の名で開催されていた。競技主体のスピードレースではなく、2 日間にわたって与えられた区間を決められた時間で安全に走行する、パレード的なツーリングマラソン形式で行われる。
参加車両は、第二次大戦前後に作られたヒストリックカーや最新のフェラーリなど約50台。博物館でもなかなか見ることのできない車も少なくないという。一番古いものでは、1932年のMGが公道を走行する。このほか、1968年のフェアレディ2000やロータスヨーロッパなどの名車も走行し公道をにぎわす。
27 日に金森赤レンガ倉庫(函館市)をスタートし、約550キロ先のゴールである北海道庁旧本庁舎(札幌市)を目指す。ゴール予定時刻は28日の15時ごろを予定している。
ツアー事務局広報担当の大渕俊輔さんは「北海道は梅雨がなく、今はいい季節だと思う。北海道の自然の中を色とりどりの車が走るのできれいだと思うので、多くの方々に見ていただければ」と話す。