「北海道そばフェス2023」が10月18日から、大通公園西8丁目(札幌市中央区大通西8)で開催される。主催者は幌加内町。
農林水産省の資料によると、都道府県別でそばの生産量は北海道が1位で、全国シェアは46%。幌加内町産業課の大家優さんは「そばの産地といえば北海道という情報が行き届いていないと感じる。ほかのおいしいものの情報に埋もれてしまっている」と話す。
北海道のそば文化に目を向けるきっかけを提供する目的でイベントを企画した。北海道の新たな食の魅力付け、そばの生産者と関連事業者の収益向上を目指す。
会期を2期に分け、一部店舗を入れ替える。出店者は、1期・2期=「幌加内そば」「長命庵(あん)」「北堂」「そば工房ふたば」「Com Dining」、1期のみ=「一休製麺」「正直家」「蕎麦(そば)さとやま」「麺's 倶楽部(くらぶ) ASMO」、2期のみ=「蕎麦花-SOBANA-」「葉実皮」「そば処(どころ)吉野家」「農家のそばや 羊蹄山」「小嶋屋総本店」。
会期中は毎日そば打ちデモンストレーションを行う。このほか焼き鳥や天ぷら、すし、ガレットなどを提供するフードブース、各地のそばを集めた物販コーナー、土曜・日曜限定でそば打ち教室なども用意する。
開催時間は10時30分~20時30分。そばの販売はチケット制で、そば1杯=800円、そば1杯・ドリンク1杯=1,250円、そば2杯・ドリンク1杯=2,000円。会期は、1期=10月22日まで、2期=10月25日~29日。