「ツバキ展~古典園芸、道内最大級のコレクション~」が2月21日から、百合が原緑のセンター(札幌市北区百合が原公園)の中温室で始まる。
同展は、豊富な品種数がそろうツバキの展示会。今年度は、鉢物を中心に、約250種類、約330株のツバキを展示する。
会場では、温室内で約2~4メートルの高さがある地植えのツバキをはじめ、ヤブツバキ系、ユキツバキ系、ワビスケ系、洋種ツバキ、原種のツバキなど、多彩な花姿のツバキが会場を彩る。
青味がかったツバキ「青い珊瑚礁(さんごしょう)」や、黄色に近いクリーム色のツバキ「初黄(しょこう)」、白の覆輪が特徴で海外でも人気が高いという「玉の浦」など、貴重な品種も展示する。
同園管理事務所の伊藤早織さんは「古い書物にもその名を残し、古くから日本人に愛されるツバキだが海外でも非常に人気が高い。洋風の雰囲気に合うツバキも多いので、大輪で豪華に咲く洋種のツバキにもぜひ注目してほしい」と呼びかける。
開催時間は8時45分~17時15分。月曜休館。入場料は、高校生以上=130円、中学生以下・65歳以上無料。3月19日まで。