「市民ラン展~市民参加のランの展示会~」が1月24日、百合が原緑のセンター(札幌市北区百合が原公園210)小温室で始まる。
ランの愛好家団体「オーキッド・ユウ・アーク」が日頃から丹精込めて育てた洋ランと、市民から公募した洋ランを展示する同展。同園管理事務所の伊藤早織さんによると、自宅で育てられた隠れた名作を市民の人たちからも公募し、展示会で多くの人に見てもらおうとのコンセプトで企画したという。
例年、約100鉢の洋ランが一堂に並ぶ。出展はランを育てている人なら誰でもでき、現在ランの展示作品を募集している。1月22日まで電話(TEL 011-772-3511)で受け付ける。
1月23日は全ての出展作品を対象に、「札幌オーキッド・ユウ・アーク」会員による優秀作品選出を行う。昨年は、つやのある花が同時期に多数開花していたという「パフィオ レボー」の作品がグランプリに受賞した。
伊藤さんは「本展示会をきっかけに『ランの栽培に挑戦してみたい』と思われる人も多いはず。展示期間中は、そういった人たちにぴったりの育てやすいランなどが並ぶ『特設販売コーナー』も設置する」と話す。
「1月29日には札幌オーキッド・ユウ・アークの会員の方による『洋ランの育て方』講習会(参加費130円、定員10人)も開催予定なのでぜひ参加してほしい」とも。
開催時間は8時45分~17時15分(最終日は15時まで)。入場料は、高校生以上=130円、中学生以下・65歳以上無料。1月29日まで。