冬のイベント「クリスマスディスプレイ展~個性あふれるナチュラルリース」が11月8日、百合が原緑のセンター(札幌市北区百合が原公園)中温室で始まった。
例年一足早くクリスマスの装いが楽しめる同展。園内の木々や枝、葉、木の実などを使って制作したリースやスワッグ、オーナメントで会場全体を装飾し、クリスマスを演出する。
今回、会場の装飾を手がけたのは、札幌市内で活動する「Atelier Laurel(アトリエ ローレル)」のフローリスト土井めぐみさん。「間もなく訪れるクリスマスを、植物たちのぬくもりあふれるリースやスワッグ、かわいらしい雑貨で心豊かに楽しんでもらいたい」という思いを込めたという。
土井さんが手がけたリースやスワッグなどの作品は初日から30点以上を展示し、期間中は購入も可能。作品の入れ替わりもあり、会場の変化も楽しめる。
同園管理事務所の伊藤早織さんは「展示会ではドライ花材で作られた作品だけでなく、フレッシュな花材をリースやスワッグにしたことでゆっくりと色合いが変化していく自然な風合いも楽しめる。植物を使った趣のあるナチュラルな装飾を自宅にも取り入れてみてほしい」と呼びかける。
開館時間は8時45分~17時15分。月曜休館。観覧料金は130円(中学生以下と65歳以上の人、障がい者手帳などを提示した人は無料)。12月18日まで。