「定山渓 ゆらく草庵(そうあん)」が11月3日、札幌市定山渓(札幌市南区定山渓温泉東3、TEL 011-595-2489)にオープンする。運営は共立メンテナンス(東京都千代田区)。
全国に40カ所のリゾートホテル事業・共立リゾートを展開する同社。北海道では「ラビスタ函館ベイ」、「ラビスタ大雪山」などの「ラビスタ」シリーズを展開している。同館支配人の小林辰徳さんによると、「定山渓 ゆらく草庵」は「共立リゾート」の道内初「癒(いや)しの湯宿」シリーズとしてオープンするという。
渓谷の眺望が楽しめる大浴場は、内湯(ヒノキ風呂・岩風呂)、露天風呂(寝湯・打たせ湯)、サウナ、岩盤浴、水風呂を用意。ヒノキや陶器、岩造りの4つの貸切風呂は、無料で24時間何度でも利用できる。
客室数は102室。和と洋を取り入れた空間で、ツイン、デラックスツイン、フォース、和洋室、ユニバーサルなどがあり、客室全てに天然温泉風呂を備える。夕食は、北海道の食材を盛り込んだ会席料理を提供。朝食は、和食膳を用意する。
小林さんは「道内のみならず、道外のお客さまにも愛される湯宿にしていきたい」と話す。