アウトドア施設「芸森ワーサム」(札幌市南区芸術の森3、TEL 011-215-1698)が10月26日、オープンした。
芸術の森エリアの森に囲まれた約2.3ヘクタールの敷地内でアウトドアが楽しめる同施設。「自然をいかに快適に楽しむか」をテーマに4つの滞在スタイルを用意する。
滞在スタイルは、プライベートサウナを備えた「TINY HOTEL(タイニーホテル)」(1泊2食2人利用時1人=1万9,500円~)、S’more社製グランピングテントにウッドデッキを配置した「GRAND TENT SITE(グランドテントサイト)」、林間エリアに山小屋をイメージした木製の「CABIN(キャビン)」(以上1万5,000円~)、好きなキャンプギアを持ち込んでキャンプを楽しめる「FOREST TENT SITE(フォレストテントサイト)」(同9,000円~)の4つ。宿泊だけでなく日帰りのアウトドア利用も想定し、テントサウナやまき割りからファイヤービットでのたき火、フィンランド発祥のゲーム「モルック」などのアクティビティー体験も用意する。
デイキャンプや宿泊時の食事は、季節ごとに地元食材を中心に使ったバーベキュー。ウエーバー社製のグリルで食事を用意する。宿泊時の朝食は地元食材を使ったホットサンドとハンドミルでひいたオリジナルブレンドコーヒーを提供する。
冬季は「ICE PROJECT(アイスプロジェクト)」を展開予定。同プロジェクトは氷と雪の幻想的な世界の中で食やアート、カルチャーを楽しむ冬季観光コンテンツとして2014(平成26)年に当別町で「ICE HILLS HOTEL(アイスヒルズホテル)」からスタート。キロロリゾートや札幌北3条広場、知床、七飯町など全道でさまざまなアクティビティーを展開してきた。今年からは同施設を拠点に実施する。
芸森ワーサム代表の大森祥太さんは「現在の宿泊施設に続き、メインキッチンとアウトドアレストランやアウトドア関連ショップ、さまざまなワークスタイルに適応するオフィス環境を備えたメイン施設『ワーサムセンター(仮称)』を2023年春にオープン予定。森に囲まれた自然の中で地域の魅力を発信する場所としてさまざまなプログラムを用意していく」と意気込む。