羊蹄山麓の3品種のジャガイモを使った「プレミアムあげいも」が現在、道の駅 望羊中山(ぼうようなかやま、北海道喜茂別町)で販売されている。
道の駅 望羊中山の名物「あげいも」(450円、1本3個付き)
札幌市との境界付近にある中山峠の頂上に立地する同道の駅。名物の元祖「あげいも」(450円、1本3個付き)を年間30万本販売するという。
広報担当者の陳野原功輝さんによると、新商品の「プレミアムあげいも」(600円、同)は、約1年間にわたり試作を10回以上行い完成。ルスツリゾートの総料理長が下味の処理を担当し、2日かけて調理するという。
1日30本限定で販売したところ、販売初日は14分で、2日目はわずか8分で、それぞれ完売。人気を受け、今月16日までを予定していた販売期間を31日まで延長する。
同商品に使うジャガイモの品種は3種類。元祖「あげいも」でも使う「男爵」とサツマイモや栗のような濃厚な甘みと風味という「デストロイヤー」、濃い紫色が特徴の「シャドークイーン」の3個を1本の串に刺して提供する。
同道の駅支配人の青木俊憲さんは「紫色と黄色の色鮮やかなジャガイモを、見た目も味わいも季節を感じられるように仕上げた。『食べたい』という声に応えようと、何とか原料を確保したので、ぜひ味わってもらいたい」と話す。
営業時間は、売店・ファストフード=8時30分~17時30分、レストラン=11時~15時。