映像や音響を楽しんでもらう「PLAZA FESTIVAL 2022 プラザ映像祭」が10月7日から3日間、札幌文化芸術劇場 hitaru(札幌市中央区北1西1)クリエイティブスタジオで開催される。
「暗くなるまでには」 © Electric Eel Films
同映像祭は、札幌市民交流プラザを会場にさまざまなイベントを開く「PLAZA FESTIVAL 2022」の一環。会場では、同スタジオの上映設備と音響環境を生かした5つの映像プログラムをゲストを交えながら3日間に分けて上映する。
7日は、19時から「アメリカン・ユートピア」(2020年、アメリカ、107分)を上映。元「トーキング・ヘッズ」フロントマンのデビッド・バーンさんが2018年に発表したアルバム「アメリカン・ユートピア」を原案としたブロードウェイのショーをスパイク・リー監督が映画として再構築した作品を音楽ライブ用の機材を使った音響と音量で上映する。
8日は、14時から「映像作家 大西景太の“音のかたち”」を上映。音色や音楽の構造を映像で視覚化する作品を発表しているという映像作家・大西景太さんによる上映とトークに加え、電子オルガンの生演奏とJ.S.バッハの「フーガ」を映像化したVJ(ビジュアルジョッキー)ライブを行う。16時からは、アノーチャ・スウィチャーゴーンポン監督による「暗くなるまでには」(2016年、タイ・オランダ・フランス・カタール、105分)を北海道初上映。映画終了後は、映画批評家の樋口泰人さんが解説を行う。
9日は、13時から「スクール・オブ・ロック」(2003年、アメリカ、108分)を上映。15時30分からは、札幌出身の作曲家・岩崎太整さんを迎え、音楽を担当した「ワンダーウォール 劇場版」(2020年、日本、68分)の上映と映画に欠かせない劇伴の魅力を解説する。
開場・上映時間はプログラムによって異なる。10月9日まで。