定山渓温泉(札幌市南区)の5カ所の紅葉スポットへシャトルバスが運行する「五大紅葉」が10月1日、始まる。
国立公園に指定され全国でも有数の紅葉名所とされる定山渓温泉。札幌中心部から1時間ほどで気軽に訪ねられることから「札幌の湯の杜(もり)」とも呼ばれる。
シャトルバスは定山渓観光案内所から、定山渓温泉エリア、豊平峡ダム、札幌国際スキー場、定山渓ファーム、八剣山エリアに向けてそれぞれ運行。定山渓の知られざる紅葉スポットを地元ガイドが案内するという「紅葉かっぱバス」や、温泉街より一足早い紅葉を山頂から楽しめる札幌国際スキー場行きの「紅葉ゴンドラライナー」などを用意する。
定山渓観光協会の橘真哉さんによると、今年の紅葉の見頃は例年通り10月中旬といい、近隣の札幌国際スキー場の見頃は10月上旬という。
橘さんは「カヌーから見たり軽登山にチャレンジしながら見たりする紅葉もまた一興です。ガイド付きのツアーバスもあるので、マイカーで訪れた人にもさまざまな形で手付かずの山々と水質の良さからくる見渡す限りの美しい紅葉を楽しんでもらいたい」と話す。
バスの運行は日によって異なり、料金もエリアによって異なる。いずれも公式ホームページで確認できる。