コーヒーのヒュッゲマーケット「あなたのCOFFEE。わたしとコーヒー。」が7月20日から、大丸札幌店（札幌市中央区北5西4）7階催事場で始まる。

カフェラテを提供する店舗も出店

　全国からコーヒーショップ23店が集結する同イベント。「ヒュッゲ（hygge）」とは、デンマーク語で「居心地が良い場所」という意味がある。全日本コーヒー協会の「コーヒーの需要動向に関する基本調査」で、ひとり1週間あたりのコーヒー飲料杯数が2018（平成30）年＝10.62杯から2020年＝11.53杯と増加しており、コロナ禍において「レギュラーコーヒーを家庭で飲む人が増えている」という結果から、今回初めて企画したという。

　北海道初出店は11店。出店の目玉は東京・神保町の「GLITCH COFFEE ＆ ROASTERS（グリッチコーヒー&ロースターズ）」。コーヒーの産地個性のすばらしさを味わってもらおうと、ブレンドはせずライトローストのシングルオリジンコーヒーのみを提供する。名古屋「TRUNK COFFEE BAR（トランクコーヒーバー）」、大阪「Mel coffee Roasters（メルコーヒーロースターズ）」、静岡「ETHICUS coffee roasters（エートス コーヒー ロースターズ）」も出店する。

　焼き菓子を販売する奈良「森の館」や、プリンを販売する大阪・クリスタ長堀店の「omiya sweets factory（オミヤスイーツファクトリー）」などのスイーツ店も出店する。

　大丸札幌店営業推進部・広報担当者の中井香住さんは「豆の種類や焙煎（ばいせん）方法といった店主のこだわりが詰まったクラフトコーヒーと、コーヒーにぴったりの焼き菓子を楽しんでもらえれば」と話す。

　開催時間は10時～20時（最終日は18時閉場）。今月25日まで。