![幻想的な光で自然をライトアップ](https://images.keizai.biz/sapporo_keizai/headline/1653635430_photo.jpg)
ライトアップイベント「JOZANKEI NATURE LUMINARIE(定山渓ネイチャー・ルミナリエ)」が6月1日、定山渓温泉(札幌市南区定山渓温泉西4)の二見公園・二見吊橋かいわいで始まる。
今年で7年目となる同イベント。国立公園の豊かな自然を舞台に、幻想的な光で演出するイルミネーションやプロジェクションを繰り広げる。今年も昨年同様に入場制限を設け、定山渓エリア内の宿泊者に対象を限って行う。宿泊者は、宿泊施設が配布する入場券の持参で参加できる。
今年もクリエーティブ集団「NAKED(ネイキッド)」がプロデュース。「WATER LIGHT VALLEY(ウオーターライトバリー)」をテーマに「自然と共創するライティングパフォーマンス」を行うという。散策路では、昔から定山渓で親しまれている森と水の守り神「カッパ」がプロジェクションマッピングに現れ、途中のエリアでは、床に広がる水の波紋を踏むとカッパの足跡が出現する仕掛けも用意する。
今年は新たに、会場入り口の二見公園をイルミネーション演出でリニューアル。水をイメージした高さ約2.5メートルの青いドーム型オブジェに、樹木や藤棚へのイルミネーションで幻想的な光の湖を表現する。
定山渓観光協会の橘真哉さんは「自然の豊かさが定山渓の大きな価値だということを少しでも感じてもらえるよう、散策を楽しんでもらえる企画にした。自然と共創するイルミネーションの美しさと、温泉と食事を楽しんでほしい。ゆっくり時間を取って定山渓へ宿泊で来てほしい」と呼びかける。
点灯時間は19時~21時(9月・10月は18時~)。10月23日まで。