夏秋限定で開かれる「平岸マルシェ」の開催が5月8日、今年も始まった。平岸ハイヤー（札幌市豊平区平岸2）で開催されている。主催は同社。

だるまが目印

　5月から10月までの第2・第4日曜に開催される同イベント。マルシェの開催について、地域密着が社の方針という同社社長の神代晃嗣さんは「タクシー会社と地域が密接につながると、交通手段の提供だけではなく、生活する上での娯楽、防災、防犯にもよい影響がある。平岸エリアの住民に楽しい場所を提供することで、同エリアに住む理由をつくるとともに、街の活性化につなげていければ」と話す。「住んでいる街が好きだという人が多いと街は活性化する。リアルなコミュニティーの創出にはライフスタイルに直結するマルシェという事業がふさわしいと考えた」とも。

　当日は、農家直売の野菜や果物、ベーグルやドーナツ、ハンドメード雑貨、化粧品雑貨などのブースが出店。キッチンカーが、ソフトクリームやフルーツサンド、スープカレー、焼き鳥などの飲食物を販売した。

　次回の22日は、生花や観葉植物、和歌山産果物、ベーグルやドーナツ、クラフトビール、コーヒーなどを販売する。キッチンカーは、スープカレーやフライドポテトのほか、焼き鳥、ジェラート、豚丼、チョコバナナ、タピオカドリンクなどを提供する予定。今後の出店情報は公式ホームページで更新していく。

　神代さんは「住宅街で開催しているマルシェ。キッチンカーもたくさんやって来るので、買い物だけでなく食事も楽しんでもらえれば」と呼びかける。

　開催時間は10時～15時。今年の最終開催日は10月23日を予定する。