認定NPO法人ポロクルが運営するシェアサイクル「ポロクル」が4月9日、今シーズンのサービスを開始した。
主に札幌の中心部に専用駐輪場(=ポート)を約53カ所設置し、乗りたいときに借りて、行きたい場所の近くのポートへ返すことができるサービス。今年は新たに札幌大通3・4丁目で2つのポートを設置。新型操作パネルを搭載した新車70台を導入し、バスケットを新調した全480台を用意した。
サービス利用時に必要となるカードキーは、SAPICA、おサイフケータイ、専用ICカードに加え、全国の交通系ICカードやiPhoneが認証ツールとして使える。今回導入された新型操作パネルでは、これまでのカードキーによる利用方法のほか、専用アプリでパネル記載のQRコードを読み取る開錠方法も使える。操作パネルは文字が見やすいデザインに変更したほか、英語にも対応した音声ガイダンスやLEDライトでの利用案内など、インターフェースを大幅に刷新した。
料金プランは、個人プラン(会員登録あり)、1日パス(会員登録なし)、法人プランの3種類。個人プランは2種類で、1回会員(最初の30分=165円、30分を超過後30分ごとに110円加算)、月額会員(月基本料金2,200円、最初の30分=無料、30分を超過後30分ごとに110円加算)。
1日パスは、利用日の23時59分までなら何回でも貸し出し・返却が可能。料金は、現金支払いが基本で、観光案内所やホテルなどで購入時(要通話可能な携帯電話)=1,650円、コンビニエンスストアで購入時1,430円(要スマートフォン)。
法人プランは会社ごとに登録(法人月額会員プレミアム=基本料金4,400円・超過料金なし、同ライト=基本料金2,200円・超過料金あり)する。
24時間営業(北海道庁赤れんが庁舎前ポートは7時~21時)。11月13日まで。