「マゴコロタンパクバーグ」の販売が3月12日、始まった。販売元は長沼あいす(長沼町西11線)。
長沼あいすは1994(平成6)年に創業したアイスクリームショップ「・あいすの家・」を運営する食品加工会社。長沼町近郊の牧場で搾った生乳を加工して、アイスクリームや洋菓子、チーズ、ソーセージ、ベーコンなどを製造する。
今回発売した「マゴコロタンパクバーグ」は、チーズを製造する過程でできる「ホエイ」を使う。同社は廃棄してきたが、ホエイには良質なタンパク質が含まれていることに着目。東京大学で筋肉の研究に携わったというパーソナルトレーナー・比嘉一雄さんに監修を依頼した。本格的な味わいを実現しようと、札幌市内の料理店「日本酒と料理 淳吟」にもレシピ作りで協力を仰いだ。
同商品は、ホエイを主材料に、チキンの動物性タンパク質と大豆由来の植物性タンパク質をミックス。人工甘味料や添加物の使用をできるだけ控え、主に自然由来の素材で製造するという。顧客には冷凍便で届け、500ワットの電子レンジで5分加熱して食べてもらう。
比嘉さんは「同商品にはトマト味と和風味の2種類を用意。味気ない印象の高タンパクな食事だが、まずは私が食べたいと思うレベルで、大切な人にも届けたくなるようなハンバーグができたぜひ食べてほしい」と呼びかける。
価格は、4個入=3,600円、8個入=5,500円、16個入=9,700円。いずれも送料込み。