キッチンカーでフライドポテトを販売する「asombroso!（アソンブロッソ）」が3月18日、江別蔦屋書店（江別市牧場町）に常設店をオープンする。運営はアソンブロッソ北海道（美唄市西3南5）。

江別蔦屋書店限定メニューの「ハンドカットフライズとタコライスコンボ」

　北海道産のジャガイモを使うハンドカットフライズ（フライドポテト）のほか、ビーガンスムージーをキッチンカーや全国の物産展で販売する同店。名古屋と東京にもフランチャイズで展開し、コロナの影響を受けながらもキッチンカーでの販売を続けている。常設店は、同施設内「食の棟HOKKAIDO FOODPARK」にオープンする。

　ハンドカットフライズは、ニュージーランド滞在時に味わったフライドポテトに衝撃を受け「北海道産ジャガイモとこの衝撃的な味わいを掛け合わせたら、生産者も客も笑顔にすることができる」と考えたいう同社社長の齋藤誠輔さんが開発。北海道産の男爵いものみを使う。農家から直接仕入れて下処理し、ハーブと合わせて揚げる。

　新店舗では、ビーガンスムージーやスイーツ、ランチやディナーにも対応した料理を新たに用意。ハンドカットフライズとスムージー、サラダ、ドレッシング、スイーツを盛り合わせる「陰と陽コンボ」のほか、同店限定メニュー「ハンドカットフライズとタコライスコンボ」などをそろえる。ビーガンスイーツでは、低農薬「ゆめぴりか」の米粉を使うという「米粉パウダークッキー」などを用意。デザートプレートも数量限定で提供する。

　齋藤さんは「2019年から営業しているキッチンカーで札幌市やその近郊のお客さまに支えられ、常設店のオープンにこぎ着けることができた。お客さまの期待を超えられるような商品とサービスを提供したい」と意気込む。

　営業時間は11時～20時。