「職人力展2021」が7月10日から3日間、札幌文化芸術交流センター(札幌市中央区北1西1)SCARTS(スカーツ)コート1階で開催される。
今年で9回目を迎える同展は、プロ・アマを問わない「手しごと」による、地域に根ざした宝飾ジュエリー・貴金属作品展。学生作品、一般作品も数多く展示し、職人の技から若手の作品までさまざまな作品を見ることができるという。作品展示のほか、販売、ワークショップなども行い、今年はユーチューブでもインタビューやライブ配信を企画する。
同展の今回のテーマは、「楽しくも、深く、美しき巧みの輝き」。インタビュー映像で出展者の竹村信幸さんは「ボリュームがあってもごつくなく、きゃしゃに作るが、しっかりと作るように心掛けている。作品はロウ付けなど比較的難しい、根気や集中力の要る作りをしているので、そんなところを見てほしい」と応えている。
ワークショップでは、ワンコインで受講できるジュエリー制作体験をはじめ、叩いて作るブレスレット制作、銀粘土から作る純銀リング制作、親子で参加できるイニシャルチョーカー制作など、さまざまな体験ができる。体験は完全予約制で、予約を特設ウェブサイトや電話で受け付けている。
企画・制作の佐藤トシヤさんは「北海道発ジュエリー&メタルクラフトの発信基地になればと2013(平成25)年から始めたイベント。ぜひ見て、感じて、体験してほしい」と呼び掛ける。
開催時間10時~19時(最終日は13時まで)。今月13日まで。