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札幌で「テイクイーツ」を導入したタクシーデリバリー 北海道初導入

タクシーデリバリーサービス「MKタク配」

タクシーデリバリーサービス「MKタク配」

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 「テイクイーツ」を導入したMKタクシーのフードデリバリーサービス「MKタク配」が今月、札幌市内で提供を始めた。

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 「テイクイーツ」は、飲食店が初期費用無料でテークアウト事業を始められるテークアウト予約・決済システム。「MKタク配」は、タクシーを使ったフードデリバリーサービスで、注文を受けた店舗から配車依頼を受けたMKタクシーが商品を受け取り、注文者に届ける。

 「MKタク配」は、今年1月から京都市内限定で「テイクイーツ」を全面導入し、飲食店や利用者にサービスを展開してきた。今回は、引き続き巣ごもり需要の増加が続く中、コロナ禍におけるテークアウト・デリバリーの利用に対応するため、札幌エリアにも「テイクイーツ」の導入を決めた。導入店舗は、2021年6月現在で3店舗。配送は、札幌市中央区・白石区・豊平区限定で、配送料は550円。今後、サービス拡大を予定している。

 「テイクイーツ」の開発元代表の河野匠さんは「MKタク配は京都で昨年試験運用を行った結果、飲食店・利用者共に好評だったためグループ内である札幌への展開が決まった。家族での利用や法人の弁当の需要が高く、一度にたくさんの料理を丁寧に運べることがタクシーデリバリーの強み。札幌市内に住んでいる人は、活用してほしい」と呼び掛ける。

 札幌市内に住む30代の女性は「札幌市にデリバリーサービスが増えてうれしい。選択肢の一つとして利用したい」と話す。

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