「ゼラニウム展」が4月20日から、豊平公園(札幌市豊平区豊平)緑のセンター1階アトリウムで開催される。
同展は比較的栽培が容易な鉢花「ゼラニウム」を展示・販売する毎年恒例の展示会。展示コーナーではゼラニウムの鉢植え見本も展示する。
ゼラニウム(フウロソウ科ペラルゴニウム属)は、南アフリカの乾燥地帯を中心に分布し、夏は涼しく湿度が低い環境で生息している。梅雨がなく、夏が涼しい北海道には適した植物という。栽培が簡単で一年中開花するため、初心者向けの鉢花となっている。赤、ピンク、オレンジなどの多彩な花色や、星咲き、バラ咲きなどの花形があり、室内であれば冬でも鮮やかな花が咲くという。販売品には、栄養系ゼラニウムの代表格アメリカーナシリーズ、ハンギングバスケットに適したアイビーゼラニウムなどを予定している(価格未定)。
同園担当の高橋慶大さんは「緑のセンターで大株に育った見本鉢の、色とりどりのゼラニウムをぜひ見に来てほしい」と呼び掛ける。
開催時間は8時45分~17時15分。期間中の休館日は4月26日。開催は5月5日まで。