
「児童発達支援・放課後等デイサービス Wish」(札幌中央区宮の森4条6、TEL 011-676-3820)が4月1日、開所する。
同施設は北海道コンサドーレ札幌のゴールキーパー菅野孝憲さんが運営責任者。菅野さんはこれまで「自身のなりわいとするサッカーを通して、地域の子どもたちの未来に貢献したい」と個人で地域交流を続けてきた。昨年12月には地域児童への貢献活動の一環として札幌市立札幌豊明高等支援学校及び札幌市立札幌みなみの杜高等支援学校のサッカー部生徒と交流企画を行った。
菅野さんは地域交流を始めたきっかけについて「障がいと聞くとマイナスなイメージを覚える人も少なくないと思う。私は障がいを個性だと思っている。個性といっても捉え方は人それぞれ。私の個性の1つは身長の低さ。私は現在Jリーグのチームに所属する現役ゴールキーパーで一番身長が低い。幼い頃はこの個性をコンプレックスと捉えたくさんの挫折と屈辱を経験した。しかし『未来につながる評価は他人の評価』ということに気が付き、発想を変えて通常の練習のほかに自分なりのトレーニングを加え、日々試合に備えてきた。私には現在2人の娘がいる。子育て仲間も増える中に、個性に悩まされている親もいた。このほか私の知人で両親が共に障がいを負っている人もいる。彼らから個性を取り巻くさまざまな現状を学び、自分の経験が何か役に立たないかと活動を始めた」と話す。
同施設はSST(ソーシャル・スキル・トレーニング)やLST(ライフ・スキル・トレーニング)による日常生活や集団生活の適応訓練をはじめ、障がいや発達に合わせたきめ細やかな支援を行う。子育ち支援として未就学児童の発達支援を、子育て支援として小中高校生の放課後等デイサービスを行う。このほか、地域の関係機関や専門家などとスムーズな連携を行い、支援を行っていく。