北海道昆布を使用したレストラン企画「北海道喜こんぶフェア」が現在、センチュリーロイヤルホテル(札幌市中央区北5西5)で開催されている。
昆布は古くから縁起がいいとされてきた「幸せの食材」であることから、卒業、入学、就職などのお祝いシーズンに合わせた料理を同ホテルが企画。北海道昆布をテーマにしたレストランフェアは今年で3回目。
期間中、利尻、羅臼、日高など北海道産の多様な昆布を使って「だし薫る幸せ食材でお祝いを」をテーマにした限定料理を和食、洋食、朝食ビュッフェのレストランで提供する。2階ロビーでは北海道産昆布の原藻や昆布の魅力を紹介するパネルを展示している。このほか、浦河町のフラワーショップが手掛ける日高昆布を使用したブーケ「喜コンブーケ」の予約も受け付けている。
23階スカイレストラン ロンドでは「北海道喜こんぶランチ」(一人3,800円)、「北海道喜こんぶディナー」(一人6,000円)を提供。19階日本料理北乃路では「北海道喜こんぶ膳」(一人3,300円)、「北海道喜こんぶ会席」(一人6,000円)を提供。2階ユーヨーテラスサッポロでは朝食ビュッフェ(大人3,000円、小学生1,500円、いずれも一人当たり)として昆布を使った料理を日替わりで提供している。
総支配人の桶川昌幸さんは「昆布は北海道全域で漁獲され、地域によって捕れる種類に違いがあり、ダシをとったときの香りや味・色、さらに料理に用いたときの味や食感もさまざま。日本で食べられる昆布の約90%が北海道産である一方で、道内では消費量が伸び悩んでいる。昆布の特性を活かしたシェフの特別料理で、昆布のおいしさをPRしていきたい」話す。
4月30日まで。