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札幌「せいとく介護こども福祉専門学校」が準グランプリ 学生が考える「新しい知育あそび」

サンドイッチ鬼の様子

サンドイッチ鬼の様子

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 「せいとく介護こども福祉専門学校」(札幌市中央区南11西8)の生徒が9月25日、「未来の保育士コンテスト 2019」で準グランプリを受賞した。

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 同コンテストは保育に特化した新卒向け求人サイト「ココキャリ」を運営するキャリアフィールドが主催。保育士を目指す全国の保育・幼児教育系の大学・短大・専門学校生を対象に、学生独自の発想で作られた知育遊びを募集した。

 表彰式は東京都内で行われ、グランプリ、準グランプリ、あざみ会特別賞を発表。グランプリは洗足こども短期大学児童文化部(神奈川県)の応募作品、2作品「ずんちゃちゃお料理合唱団」「和食ザ・ワールド」が同率1位。準グランプリは、せいとく介護こども福祉専門学校の「サンドイッチ鬼」が受賞。あざみ会特別賞は鎌倉女子大学短期大学部専攻科(神奈川県)の「新聞紙お宝探しゲーム」が受賞した。

 せいとく介護こども福祉専門学校が受賞した「サンドイッチ鬼」は鬼に捕まった人がサンドイッチの具材となり、両手を挙げて他の逃げている人が両サイドから囲み「サンドイッチ」というと逃げられるゲーム。全員捕まった場合、鬼に「いただきます。ムシャムシャムシャ」と食べられてしまう。全員捕まったり、逃げ切って終わったりするのではなく、最後は鬼も捕まった人も一緒に楽しめるのが特徴。

 受賞した同校こども福祉科保育士・幼稚園教諭コース2年の荒木小百合さん、面谷宇海さん、矢野綸斗さんらは「このコンテストに参加したきっかけは、自分たちが行い楽しいと思って作ったものが、子どもたちや現場の先生はどう思うのか知りたかったから。子どもにとってなじみのあるもので、鬼も逃げる方も楽しむためには、と子どもの気持ちになって考えていく中で『サンドイッチ鬼』は生まれた。私たちが考えたこのサンドイッチ鬼で子ども達が笑顔を見せて楽しんでくれたらと思う。『未来の保育士コンテスト』という場は自分の考えたことがしっかりと認めてもらえるのでぜひ、たくさんの人に挑戦してもらいたい」と話す。

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