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札幌で映画「こんな夜更けにバナナかよ」パネル展 西区役所が地元愛を込め企画

映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」西区パネル展の様子

映画「こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話」西区パネル展の様子

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 「イトーヨーカドー琴似店」(札幌市西区琴似2条1)1階トライアングル広場で1月12日から、「映画『こんな夜更けにバナナかよ 愛しき実話』西区パネル展」が行われる。主催は札幌市西区市民部地域振興課。

主人公が暮らした西区でロケが行われた様子も紹介

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 同作品は、筋ジストロフィーという難病を患い、首と手だけしか動かせない状態ながら自らボランティアを募り自立生活を送る鹿野靖明さんとボランティアの交流と葛藤を描くノンフィクション。昨年6月に、鹿野さんが実際に住んでいた「道営住宅山の手団地」や、通院した「勤医協西区病院」、「琴似神社」「ホテルヤマチ」など西区を中心に札幌市内で撮影された。鹿野さん役は大泉洋さん、ボランティア役は高畑充希さん、三浦春馬さんらが演じる。

 パネル展では、映画のシーンと実際のロケ現場の様子に加え、撮影秘話や出演者にまつわるエピソード、地元情報など約60点をパネル展示。西区のゆるキャラ「さんかくやまベェ」が解説を行う。映画公開直前の昨年12月に「西区民センター」(同琴似2条7)で展示した際は、来場者から「西区で映画が撮影されているなんて知らなかった」との声も聞かれたという。

 パネル展担当の小澤秀弘さんは「映画には区民が見慣れた風景がたくさん登場する。現在配布しているロケ地マップには掲載されていないロケ場所についても紹介している。映画のエンドロールに西区の皆さんの名前が登場するなど映画の舞台もロケ地も西区である地元の映画をまち全体で盛上げたいと考え、パネル展を企画した。展示物を通して地元愛を深めていただき、西区の良さを見つけてもらえれば」と話す。

 札幌フィルムコミッションによると、12月28日公開1週目の土日の観客動員数は、「札幌シネマフロンティア」(中央区)が全国1位、「ユナイテッドシネマ札幌」が3位だったという。

 開催時間は9時~21時。今月16日まで。

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