札幌芸術の森美術館(札幌市南区芸術の森2、TEL 011-591-0090)で4月1日から、「リサ・ラーソン展~スウェーデンのすてきな芸術一家~」が開催される。
リサ・ラーソンさんは、23歳という若さで陶器メーカーのグスタフスベリ社に迎えられ、26年間の在籍中に320種類もの作品を制作したスウェーデンを代表する陶芸家。その後、フリーデザイナーとして活躍し、80歳を過ぎた現在も制作を続け、コケティッシュな動物や素材で温かみのある表情豊かな作品は、本国スウェーデンはもちろん、日本をはじめ世界中に多くのファンがいる。
同展では、2016年にロェースカ美術工芸博物館で開催された「リサ・ラーソンの作陶60年」展の出品作品をベースに、初期から近年に至る代表作をテーマ別に展示する。ユニークピースや、初展示となる画家でアーティストの夫のグンナル・ラーソンの特別展示、娘のヨハンナ・ラーソンさんによるユニット作品を含め、約190点の作品を展示する。
会場では、展覧会限定陶器、公式グッズや新作アイテムも販売する「リサ・ラーソンSHOP」や、長女ヨハンナさんが札幌会場のために考案したワークショップ「マイキーポップアップカードぬり絵」(参加無料、当日有効の観覧券が必要)も開催される。
開催時間は9時45分~17時(6月中は17時30分まで)。入場料は、一般=1,000円、高校生・大学生=700円、小中学生=400円、小学生未満無料。6月10日まで(4月2日・9日・16日・23日は休館)。