3月26日に開業した北海道新幹線を記念して現在、札幌駅前の3ホテルが共同企画「ランチグルメフェア」を行っている。
センチュリーロイヤルホテルの金子総料理長(右)と古川副料理長(左)
参加しているのはセンチュリーロイヤルホテル(札幌市中央区北5西5)、JRタワーホテル日航札幌(北5西2)、京王プラザホテル札幌(北5西7)。各ホテルのシェフが、道南や沿線の食材、北海道新幹線H5系のカラーリングなどをモチーフに期間限定メニューを提供する。
センチュリーロイヤルホテルは、「スカイレストラン ロンド」で開業日の3月26日にちなんだ3,260円の特別ランチコースを用意。ソースで描いたレール上に置かれている新幹線の車両に見立てたグリーンアスパラガスと函館山をイメージした海鮮サラダ、青森県産の鳥肉・シャモロックの食べ比べなど全7品を提供する。新青森駅と新函館北斗駅間の運賃(特別席)1万4,630円にちなんだ豪華特別コースも用意する。
京王プラザホテルは、「グラスシーズンズ」のビュッフェレストランで道産ポテトのミルフィーユ仕立て、函館沖ブリのタリアータ、昆布の風味がアクセントの魚介スパゲティを用意。ビュッフェ料金は2,400円。
JRタワーホテル日航札幌は、カフェ「セリーナ」でランチメニューを用意。春彩オードブル、鯛スープで炊き上げたシーフードオムライス、限定スイーツ「北海道新幹線エクレア」を提供する。エクレアのクリームは最南端停車駅である九州新幹線・鹿児島中央駅にちなみ、鹿児島県産の紫イモのクリームと北海道産の牛乳と生クリームを使っている。料金は1,800円。
センチュリーロイヤルホテル副調理長の古川浩気さんは「総料理長と一緒に試作を重ねてメニューの完成度は100%。試作中に青森県産シャモロックの胸肉ともも肉の両方のおいしさを伝えたくなり、1皿で2種類の肉を食べ比べできるように工夫した。開業PRの一環になれば」と自信を見せる。
4月30日まで。