すすきのの『牡蠣処「AZUMASI(あずまし)」』(札幌市中央区南6西4、TEL 011-513-7800)が1月11日、オープン1周年を迎えた。
店舗面積約10坪、テーブル16席、カウンター4席で、北海道厚岸から毎朝直送されるカキを専門に提供する。「あずまし」とは北海道の方言で、ゆっくり落ち着けて居心地がいいという意味。
生カキ(1個150円)、焼きガキ(1個200円)、カキフライ(4個800円)、カキの酒蒸し(3個750円)、カキのオイル漬け(4個1,000円)やドリンクを用意する。
本田邦明さんと湊竜太さんが共同で運営する。2人は中学校時代からの友達だという。もともと同じ場所にカキ専門店があり、それを譲り受けて同店をスタートさせた。「まず1年間やってみようという気持ちで始めた」と湊さん。
フェイスブックで情報発信する以外には宣伝をしていないが、路面店という立地からたまたま店の前を通りかかった客やスタッフの紹介客が訪れるという。「地元客が6割、観光客が4割ぐらい。一度訪れるとリピーターになってくれる。本州の方でカキを40個以上食べた人もいた」と1年を振り返る。
1周年祝いに駆け付けた前川さんは名古屋から札幌に単身赴任している常連客。「カキが大好き。関東でこの鮮度のカキを食べたらもっと高い。昨年10月に初めて訪れて以来、週に1度通っている。年末には家族も連れて来た」と笑顔を見せる。
「1時次会前や2次会の後に気軽に寄って、ペロッとカキを食べに来てくれるとうれしい。これからも居心地のいい店を目指す」と本田さん。
営業時間は18時~翌3時。