食べる

札幌大通に日本酒飲み放題店 道産酒と道産酒米の情報発信拠点に

日本酒120種類が飲み放題

日本酒120種類が飲み放題

  • 0

  •  

 札幌・大通に10月1日、日本酒専門飲み比べBar「北のポン酒城NYAGO2(にゃごつー)」(札幌市中央区南1西5、TEL 011-522-7699)がオープンした。

スタンディングスタイルの広い店内

[広告]

 全120種類の全国の日本酒を冷蔵庫に常備し、客は日本酒を冷蔵庫から自分で出して、3つのおちょこに自分で注いで飲むセルフスタイル。料理やつまみの持ち込みは自由だが、簡単なつまみメニューも用意する。

店舗面積43坪。スタンディングスタイルでカウンター席とテーブル席合わせて約40席、VIPルームにテーブル席12席を用意する。

 日本酒の知識がない初心者にも分かりやすいように「日本酒の15指標シート」を作成して日本酒の基本レクチャーも行う。日本酒の代表銘柄、辛口、甘口、フルーティー酒、ワインのような日本酒、梅香の日本酒、発泡日本酒、古酒、どぶろくなど日本酒の基本的な種類について紹介したり、店内のモニターで酒造りの映像を流したりするほか、発泡日本酒の日や日本酒カクテルの日など日替わりイベントも用意する。日本酒の情報発信基地としての取り組みにも力を入れる。

 日本酒は瓶に番号を振り、1~15番は15指標シートの日本酒、16~100番は全国の地酒、101~120番は北海道の地酒と北海道の酒造好適米「銀風」「彗星(すいせい)」「きたしずく」で作られた全国の地酒を並べる。

 店主の小戸田由香さんは、すすきので「日本酒バーにゃごりん」を経営。首都圏でセルフスタイルの日本酒飲み放題店が人気を集めているのを知り、客から「札幌にもそういう店が欲しい」というリクエストに応えて同店を企画。8月にプレオープンしたが、当初はフード持ち込み自由というスタイルが客に受け入れられなかったり、テナントビルの都合で10月18日まで看板が出せなかったりするなど苦戦したという。

 小戸田さんは「若者に日本酒のイロハを覚えてもらって、札幌の日本酒好きを増やしたい。東京へ行かなくても今話題の日本酒飲み放題スタイルの店が札幌にあることを知ってほしい」と来店を呼び掛ける。

 利用料金はお試しプラン60分1,500円、お勧めプラン120分3,000円、満喫プラン180分4,000円。日本酒、生ビール、ソフトドリンクが飲み放題。獺祭などプレミアム酒を1杯500円で提供する。

 営業時間は17時~23時(土曜・日曜・祝日は16時~)。

札幌経済新聞VOTE

コンビニでおにぎりを買ったら…

エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース