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札幌・貴金属加工所が高齢者の徘徊対策指輪 個人情報漏えいも防ぐ

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札幌・貴金属加工所が高齢者の徘徊対策指輪 個人情報漏えいも防ぐ

ID付き指輪「絆(KIZUNA)」

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 札幌の野本貴金属加工所(札幌市北区新川、TEL 011-761-2715)が9月21日、認知症高齢者の徘徊(はいかい)対策としてID付き指輪「絆(KIZUNA)」の販売を開始した。

昔ながらの道具に囲まれ作業する野本政夫さん

 指輪の内側には発見情報センターのフリーダイヤルと、ラージヒルプランニング(札幌市)が企画販売しているサービス「SOSコールIDシステム」のID番号が刻印されている。高齢者を保護した人が電話すれば、家族に連絡が取れる仕組みになっている。

 「SOSコールIDシステム」は、電話番号の代わりに10桁のID番号を使って発見通報を受ける仕組みで、同社が登録したフリーダイヤルとID番号をひも付ける。発見通報センターは365日24時間、音声自動応答で受け付けを行い、受け付けた通報を家族に転送する。

 同社では以前からステンレスや真ちゅう製のプレートに名前や住所、電話番号を入れた迷子札を販売していたが、個人情報保護の機運が高まり、刻印を敬遠する傾向が増えたため新たなサービスの考案に至ったという。指輪から個人情報が漏れるだけでなく、高齢者を保護した側の電話番号が相手に通知されることもないため、双方の情報を守ることができる。

 指輪の表側には、忘れな草(花言葉:私を忘れないで)をモチーフにしたデザインを手彫りしている。素材は、シルバー925(装飾あり=1万円、装飾なし=5,000円)、18金(装飾あり=4万8,000円)、プラチナ900(装飾あり=5万8,000円)を用意(価格は全て税別)。

 シルバー製リングには「SOSコールIDシステム」を使わずに任意の暗証番号などを入れるサービスや、手持ちの指輪にIDだけを入れるサービスも用意する。

 同社の野本政夫社長は「昨年も販売したが、今年はリーズナブルなシルバー製をラインアップに加えた。高齢化が進む今、家族の絆をつなぐ指輪として社会問題を解決する助けになれば。認知症高齢者の徘徊対策の一つとして考えてほしい」と利用を呼び掛ける。

 同社は1930(昭和5)年創業、今年で85年目を迎える貴金属加工所。野本政夫さんが3代目を引き継ぎ、職人の父と2人で加工を行っている。

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