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札幌で赤坂「TAKAZAWA」フェア-宮の森のレストランで2カ月限定

カラフルな色の「ラタトゥイユ~さまざまなテクスチャーを一口で~」

カラフルな色の「ラタトゥイユ~さまざまなテクスチャーを一口で~」

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 宮の森のフランス料理店「Le musee(ル・ミュゼ)」(札幌市宮の森1条14、TEL 011-640-6955)で現在、「TAKAZAWA(タカザワ)」(東京都)とコラボしたフェアを2カ月限定で開催している。

「Le musee(ル・ミュゼ)」のレストラン内

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 「TAKAZAWA」は和食やフレンチの枠を超えた料理を提供する高澤義明シェフの店で、世界のセレブや美食家が通うことでも知られるレストラン。昨年は「ワールド・ベスト・レストラン・アジア2014年 トップ50」に選ばれ、世界中に活躍の場を広げている。同レストランオーナーシェフの石井誠さんは、函館で開催される料理人の祭り「世界料理学会」で出会ってから7年来の付き合いという。

 「氷と雪」をテーマにした特別コースは、高澤シェフ監修で同レストランのオーナーシェフ石井誠さんのエッセンスを加え、北海道の食材を効果的に使う。高澤さんのスペシャリテや新作で構成する全9品のコラボ・クリエイションメニューは昨年春に企画を立ち上げ、東京と札幌を行き来して2人で練り上げてきた。

 昨年のミラノの料理学会で発表した「活ホタテ~ウニパスタのように~」は、生の帆立をミキサーでピュレにしてモンブラン用の口金でパスタのように見立て、上にバフンウニを乗せた料理。「蝦夷鹿~十勝の雪山に身をひそめて~」は冬の北海道をイメージした新作で、雪玉に見立てた百合根(ゆりね)のピュレ、まきに見立てたゴボウ、鹿狩り時の散弾銃の弾に見立てた生タイプの黒こしょう、仕留めたときに飛び散る血をイメージして赤ワインソースをあしらった。「毛ガニ~あのプッチンプリン~」「タカザワ特製カマンベール~蜂蜜のアイスを添えて~」など、ネーミングも工夫する。素材の良さを生かし、季節や風景を感じる新しい表現や仕掛けを施し、北海道だから表現・体験できる世界感を生み出しているという。

 石井シェフは「雪まつりで札幌を訪れる方や普段レストランで食事をしない方、ミュゼやタカザワを知らない方にもこれを機会にぜひ食べていただきたい」と自信を見せる。

 料金は2万円(税・サービス料別)。営業時間はランチ12時00分~14時30分、ディナー18時~22時。月曜定休。2月28日まで。

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